Blender 2.48aにおけるColladaのエクスポート(アニメーション無し編)
ちゃぶ台メモ - Blenderのアニメーション付きファイルをPapervision3Dで表示するの方で参照されていたので、わかったところまで更新しておきます。
はじめに、ここで言うアニメーション無しとはボーンアニメーション無しを指します。
Away3DではいまのところColldaのグローバルアニメーション(物体全体が動いたり)には対応していないようなので言及できません、そこら辺はご容赦ください。
2.48aになって、(アニメーション無しに関しては)Collada Exporterの致命的なバグは修正されている。
2.47以前でも、Cast3Dのパッチを当てればうまくいくかもしれない。
アニメーション付きに関しては別記事にまとめる予定。
以下出力時の設定とAway3Dでの挙動について
Triangles or Polygons
Polygonsを選択すると、たとえ三角ポリゴンしかないモデルでも表示できなくなる
(Away3Dが基本的に三角ポリゴン(Triangles)しか扱えないため?)
Only Export Selection
そのまま、状況に応じて使用
Sample Animation
グローバルアニメーション付きでないと意味がないと思われる項目
「フレーム毎のアニメーションデータをエクスポートする」ということらしい
アニメーションデータが増えます。
(library_animationsあたりをみるとよくわかります)
アニメーションデータを含まないモデルの場合、データに変化はない。
Disable Physics
物理演算エンジン用のデータ(当たり判定情報など)を一緒に書き出すかどうか。
Away3Dで利用しているかは今のところ不明。
オンにすると書き出されないので、多少容量が減る。
Only Current Scene
現在のシーンのみを書き出すかどうか。
Only Export Selectedをオンにしている場合は意味がないと思われる。
Use Relative Path
関連するファイルのパス名を相対パスで出力する。
オンにしない場合はWindowsの場合はドライブ名から延々とパスが出力される。
パスさえあっていれば表示できるので、他の人に渡すときに面倒になる恐れがある、オンにしておいた方が無難。
UV Image Mats
テクスチャにUV/Image Editorのテクスチャ(とUV)を用いる。
マテリアルウィンドウで指定したマテリアルは破棄される。
オフの場合はマテリアルウィンドウのマテリアルを書き出す。
他注意点
Objectモードでの拡大縮小回転はApplyしておかないと悲しいことになります