トルクル(TorqueL) 物理調整版 Nintendo Switch版についてのメモ

2018年2月1日にNintendo Switch版のトルクル(TorqueL)物理調整版が発売となります。(1月18日から31日まであらかじめダウンロード受付中)

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この記事はその開発に関するメモです。

まとめ三行

  • 基本的にはXbox One版と同じですが、今回はPLAYISMからのパブリッシュになります。
  • HD振動に対応しています、あと家庭用ゲーム機向けとしては割と起動が早めです
  • 動画撮影機能に対応するためのパッチを後日配信する予定です。チャンネルも開設しました。

トルクル(TorqueL) 物理調整版 Nintendo Switch版 は今までのリリースとどこが違いますか?

基本的にはXbox One版と同じ仕様です。箱の配色がスーファミ準拠になっています。

Nintendo Switchは今のところプラットフォームとして実績/アチーブメント機能を持っていないので、これにあたる機能はありません。

パブリッシングについて

Nintendo Switch版はPLAYISM(アクティブゲーミングメディア)さんからのパブリッシングになります。

今回Nintendo Switch版の開発は個人的に(個人事業主として)進め、ほぼ完成と言える状態になってから、いくつかのパブリッシャーさんに改めてお話をお伺いして、Wii U版・Xbox One版と同じようにセルフパブリッシングするかどうかも含めて検討した上でパブリッシュ方法を決めました。

これまでのパブリッシングをまとめると以下のようになります。

セルフパブリッシング: Windows PCパッケージ、Steam、ひかりTVWii UXbox One、itch.io、DMM.comWindowsストア

PLAYISMパブリッシング: PS4/PSVitaNintendo Switch

トルクル(TorqueL) 物理調整版 Nintendo Switch版 の特徴はありますか?

HD振動に対応しています。

箱の辺を伸ばしたまま回転するとき、伸ばしている辺の方向をHD振動で伝えます。(補助的に辺を伸ばす時にも弱く振動します) 詳細は言葉で説明すると長くなるので、資料の画像を貼っておきます。

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開発者的にHD振動のわかりやすさは Joy-Con2本持ち > Proコントローラー > Joy-Conグリップ > 携帯モード、という感じなので、Joy-Con2本持ちでのプレイを推奨します。

HD振動はさすがにプレイしないとわからないと思うので、体験版を後日配信する予定を立てています(時期そのものは未定ですが)。

また、本体の個体差やストレージ(SDカード)の性能にも依存するのですが、家庭用ゲーム機向けのトルクルとしては割と起動が早めです。

動画撮影機能対応について

発売日に配信されるバージョン(1.0.0)では動画撮影機能に対応していません。(スクリーンショット撮影はできます)

今回のトルクルの開発構成だと、対応するためにはゲーム・プロジェクト側の変更は特に必要なく、SDKやUnityのアップデートが必要になるので、アップデートとそれへの対応、またアップデートすることによる不具合の確認などが済み次第、パッチを配信する予定です(今調査している段階だと40MB程度のパッチになりそうです)。

SDKやUnityのアップデート・対応待ちのため具体的な時期は未定ですが、以前より事前調査や不具合報告などを行っていますので、それほど時間はかからないのではないかと考えています。

体験版も配信時点では動画撮影機能非対応になる予定です、体験版にもパッチを出せそうなのですが、とりあえずは製品版のみパッチ配信の予定を立てています。

そのほか

  • 「トルクル(TorqueL) 物理調整版 情報公開室チャンネル」を開設しました。不定期にお知らせを配信予定です(ゲームニュース -> チャンネルを見つける からチャンネル登録できます)。
  • チャンネルの記事で転記可能なものは公式サイトの方に同じ記事を載せていく予定です。
  • ロットチェック(任天堂の最終チェック)は一回で通過できました。やったね。
  • 日本以外の地域では少し遅れて発売となります(ゲームのデータは同一ですがストア情報の翻訳などがあるので)。パブリッシャーは同じくPLAYISMです。