TGS出展社アンケートに書いたこと貼っておく

まあ隠すような話でもないと思うので。


根本的には主催者,出展者間のコミュニケーションが不足していたと思います。 状況の変化や、各種概要などの告知も一部案内がないまま進んでいたように思います。

厳しい意見が多いとは思いますが、そういったものはコミュニケーションをしっかりと取り、 なぜそうなっているのかを予めきちんと説明するだけでも印象が大きく異なります。

規模拡大に伴い事務局側の対応が追いつかないところもあったとは思いますが、 インディーゲームコーナーにおいては既存のパブリッシャーやデベロッパーとは異なる枠組みで開発/販売されていることが殆どで、 既存の対応では賄えない部分が非常に大きく、その意味でもより強くコミュニケーションをとるべきと思いました。

余談ではありますが、自作ゲームがE3に出展された際、出展側でプライベートなFacebookグループを作り参加者同士でコミュニケーションを取れるようにしていました。 事務局側での対応が追いつかない場合はそういった参加者同士のコミュニケーションを促すという手もあるかと思います。

こういった試み自体は継続されることが大事だと思います。 幅広い層にアピールすることも大事ですが、改めてゲームのためのイベントであることを強く意識していただきたいと思います。 出展料も今回の効果を見るに非常に高価であると思います、ですがそれは自らの認知度やコーナー全体のアピール力不足が招いた結果であるとも考えています。

例えば、コーナー全体として招待枠とチャレンジ枠に分けて、クオリティや認知度の高いゲームを予め招待枠に無料で招待し、(招待枠情報を公開した上で)チャレンジ枠は展示可能かの結果如何に関わらずある程度の作品登録料を取ることで、コーナーのアピール強化と出展申し込みの増加とゲームのバリエーション確保しつつ、運営費も賄うという形もあるかと思います。 (例えばIndiecadeは作品登録にある程度お金を取り、それで全体の運営を賄っています)

既存の枠組みと合わない部分などが多数あり、大変な苦労があったかと思います。 ですが、世界を見まわしてみるとそんなことを言っている場合ではない速度で変化が起こっています。 繰り返しになりますが、改めてゲームのためのイベントであることを強く意識し、ゲームそのものの盛り上がりを作っていただければと思います。

お疲れ様でした。