Python Developers Festa 2012.03に参加しました(+PS Suite SDK CBT雑感)

Python Developers Festa 2012.03 on Zusaarに参加しました。

@ さんの横でひっそりとPSSuite SDKをいじっていました。

特に何ができたというわけでもないので、いままでPSSuite SDKのCBTを触っていての雑感を書いておく

プログラム環境としては良くできている

 提供されたインストーラでインストールを終えた時点でIDEとUI作成キットが用意される。PC上のシミューレータで動作させるだけならこれだけで良い。
 実機(PS Certified端末)で動作させたい場合にも、通常の転送や接続に用いられるドライバを入れるだけで良い(PS Cerified端末という別の障壁もあるが)。Android SDKが必須ではない。
 4月からのオープンベータでPS Vitaでの動作が可能になるが、その際もこれぐらい簡単に動作まで持っていけると嬉しい。

ゲームエンジンではない

 Playstationなんだからゲーム作りが前提だろうということで、Unity3DやUDKのような開発環境を想像するかもしれないが、そういうものではない。
 基本的にはC#+SCE制作のモジュールという構成になるので、プログラミング自体は必須。
 とはいえ、Cocos2Dを参考にした2Dゲームライブラリなども用意されている。
 サンプル類も充実しているように思う(チュートリアルはまだ中途の様子)。

Androidの分断を解決する(かもしれない)

 GDC2012の発表資料でもそのような記述があるが、確かにVMを用意することで端末間性能の差を解決できるかもしれない。
 ただ端末間差異をなくした所で市場があるのかといった問題はある。
 うまくいけばAndroid以外にも広げていくとかそういうこともあるとは思う。