TS-119+にCrashPlanを仕込む

そろそろMacBook(白)をファイルサーバにしてるのもアレかなと思っていたところ、フラっと入ったソフマップでQNAP TS-119+がワゴン売りされてたので即決して買ってきた。

事前の調査で性能的には問題なかろうというのとCrashPlanが仕込めそうというのがわかっていたので、セットアップもそこそこにCrashPlanでバックアップするように仕込んでみた。

はじめに

セットアップ手順

深く考えずにざざっと

  1. JREをインストールする必要がある
    1. http://www.oracle.com/technetwork/java/embedded/downloads/javase/index.html から ARMv5 Linux, Headless (Early Access) EABI, glibc 2.5, Soft Float, Little Endian のパッケージをダウンロード(メールアドレス登録が必要、リンクがメールで送られてくる)
    2. 今回試したのだと ejre-1_6_0_32-fcs-b05-linux-arm-sflt-eabi-headless-05_apr_2012.tar.gz
      1. ダウンロードするときに拡張子が変わって落ちてくる場合があるのでその場合は tar.gz にリネーム
    3. ダウンロードしたJREパッケージをTS-119+のPublicに入れる
    4. JREのQPKGを http://db.tt/7LgFmOg からダウンロードする
    5. QPKG ManagerからJREをインストール,有効化
  2. CrashPlanのインストール
    1. http://forum.qnap.com/viewtopic.php?f=227&t=39078 から CrashPlan X10/X12/X19 のQPKGをダウンロード
    2. QPKG ManagerからCrashPlanをインストール,有効化
      1. Webサーバを有効にしている場合は http://hogehoge/crashplan でウェブインターフェースが確認できる
  3. CrashPlanクライアントのセットアップ
    1. CrashPlanの設定は純正GUIツールから行う必要があるので、GUIツールが動かせるPCから制御できるようにする
    2. MacBookAirから制御したいので、CrashPlanのサイトからMac用のクライアントをダウンロード,インストール
      1. そのままCrashPlanのGUIツールを起動すると立ち上げたマシン(MacBookAir)の設定になる
    3. QNAPのCrashPlan設定をするために、設定ファイルを書き換える
      1. /Applications/CrashPlan.app/Contents/Resources/Java/conf/ui.properties
      2. serviceHost=[QNAPのIPアドレス] を記述
    4. 書き換え後立ち上げるとQNAPのCrashPlan設定ができる
      1. あとはCrashPlanとして普通に設定していく

なんとなく注意点

  • シンボリックリンクはファイルとして認識されてしまうので、共有フォルダをバックアップするときとかはちゃんとフォルダを指定する
  • P2Pやらなんやらのアレで転送速度設定で上り転送量絞らないとプロバイダ様から怒られる可能性が非常に高いので気をつける( ちなみに 1Mbps で1日転送し続けると大体10GB/dayの転送量 )