トルクル(TorqueL) 物理調整版 Xbox One/Windows 10 についてのメモ
はじめに
個人事業主としてID@Xboxプログラムに参加し、Xbox One/Windows 10向けに「トルクル(TorqueL) 物理調整版」を開発しました。
Xbox One版,Windows10版共に2017年10月18日配信開始となります。
本記事はそれにまつわるメモを(書ける範囲で)まとめたものです。
長くなるので、ざっくりとプレイヤー向け、開発者向けで分けています。
直接気になる項に飛びたい場合は目次からどうぞ。
留意事項
- 明確に書き分けるため、物理調整版ではないTorqueLを「オリジナル版」と呼称しています。
- 英語版のタイトルは "TorqueL -Physics Modified Edition-" になります。英語版タイトルを省略形で書くときは "TorqueL PME"あるいは"TorqueLPME"と書いています。
- 時間とともに状況が変わって、現実に即さない部分が出てくる可能性があります。あくまで現時点での話ということにご注意ください。
ひかりTV版トルクル(TorqueL)のメモ
2017年9月14日よりひかりTVでトルクル(TorqueL)が遊べるようになりました。(とりあえず単品配信のみです。28日までローンチ記念で20% OFF)
いわゆるクラウドゲーミングです。
これは行った対応などに関するメモです。
開発環境
Unityのバージョンについては 4.3.7p4 です。よって今回配信されるのは物理調整版ではなく、オリジナル版1.0.3(a)ベースということになります。
下記にある変更対応を行い、Windows版実行ファイルを出力して先方にお渡ししています。
変更箇所
- タイトル画面やオプションメニュー、一定時間無操作時のヘルプなどの画像をひかりTVのコントローラーをベースのものに差し替えています。配色はPC版準拠です。
- 画面解像度設定と終了処理はアプリ内から行えないようにするのがよいとのことだったのですが、もともと画面解像度を指定する起動オプションや展示用の画面解像度設定と終了メニュー項目を消す起動オプションがあったので、そちらでの対応をお願いしました。
そのほか
運営元であるNTTぷららさんとは個人事業主として直接やり取りをさせていただきました。
Unityは利用規約でクラウドゲーミング環境での実行について制限を付けています。 この点についてはNTTぷららさんご協力の上、Unityと連絡を取り必要な諸手続きを行いました。
アキバ同ソマップ(2017年4月30日付)
気が付いたら5か月近く空いてましたね。
ちょっと秋葉原をぶらつく機会があったので、久しぶりに調査してきました。
前回分は以下から、
秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(12月18日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
一応不定期ですが、機会があれば見て回っていこうと思ってます。
以下本文、
同人ゲームってどこの同人ショップ行っても売ってるってわけでもないし、売ってるとしてもどの同人ショップでどのジャンルが売ってるのかよくわからんというのをよく見る気がするので、 自分がよく見て回ってる範囲で同人ゲームの取り扱いのある店舗を書き起こしてみました。
地図作ろうとするといろいろ大変なのでとりあえずテキストベース。
ジャンルとしては以下の3つの分類で調べてます
- 東方 - 東方原作ゲーム、および東方二次創作、年齢制限無しのもの
- オリジナル - ベースになる別作品がないゲーム、および正式に許諾のある二次創作・続編・スピンオフゲーム、年齢制限無しのもの
- 成人向け - オリジナル成人向けゲーム、二次創作成人向けゲーム
これだとおおざっぱすぎるとか、この分類だとあれが入ってないやんとかいろいろあると思いますが(以下略
なんとなく今回から「アキバ同ソマップ」と書くことにしてみました。
書き方
- 店舗ごとにどのジャンルが販売されているか書いていきます。
- 複数階・複数フロアある店舗についてはフロア名まで書きます。
- 他特記事項がある場合は※で書いていきます。
- 複数ジャンルを列挙するときは割合の多い順から書いていきます(ただし数を数えたりしたわけではないのでパッと見の印象)
- ジャンル単体のみ記載の場合はそのジャンルのみ、「ほぼ○○」という書き方をしたときは、○○がほとんどでそれ以外が数本みたいなイメージです。
- 自分の知ってる範囲でしか見て回ってないので網羅できてるわけじゃないです、実際この店舗は取り扱ってるとかはむしろ教えてほしい。
とらのあな 秋葉原店A (@tora_akiba_a)
とらのあな 秋葉原店B (@tora_akiba_b)
3F 東方・オリジナル(試遊台:Dear My Abyss)
とらのあな 秋葉原店C (@tora_akiba_c)
東方
メロンブックス秋葉原1号店 (@melon_akiba)
成人向け・東方・オリジナル
メロンブックス秋葉原2号店 (@melon_akiba)
階段降りて右手フロア 成人向け
COMIC ZIN 秋葉原店
3F 東方・オリジナル(※3Fは18歳未満立ち入り禁止)
あきばお~こく3号店(あきばお~零3F)
東方・オリジナル
あきばお~こく4号店(あきばお~2号店B1F)
東方
AKIBA-HOBBY秋葉原店 (@AKIBA_HOBBY1)
東方・オリジナル
こみっく軸中心派 秋葉原別館 (@kimidore_akiba)
東方
おしらせ欄
それでは皆様、よいゴールデンウィークを。
秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(12月18日調査分)
リピートアフターミー
「進捗どうですか?」「シンチョクドウデスカ!」
「新刊一部下さい」「シンカンイチブクダサイ!」
「夏には完成ですか?」「ナツニハカンセイデスカ!」
同人ゲームってどこの同人ショップ行っても売ってるってわけでもないし、売ってるとしてもどの同人ショップでどのジャンルが売ってるのかよくわからんというのをよく見る気がするので、 自分がよく見て回ってる範囲で同人ゲームの取り扱いのある店舗を書き起こしてみました。
地図作ろうとするといろいろ大変なのでとりあえずテキストベース。
ジャンルとしては以下の3つの分類で調べてます
- 東方 - 東方原作ゲーム、および東方二次創作、年齢制限無しのもの
- オリジナル - ベースになる別作品がないゲーム、および正式に許諾のある二次創作・続編・スピンオフゲーム、年齢制限無しのもの
- 成人向け - オリジナル成人向けゲーム、二次創作成人向けゲーム
これだとおおざっぱすぎるとか、この分類だとあれが入ってないやんとかいろいろあると思いますが(以下略
三月兎さん店頭での同人ソフト取扱終了が確認できましたので、リストから外しました。
書き方
- 店舗ごとにどのジャンルが販売されているか書いていきます。
- 複数階・複数フロアある店舗についてはフロア名まで書きます。
- 他特記事項がある場合は※で書いていきます。
- 複数ジャンルを列挙するときは割合の多い順から書いていきます(ただし数を数えたりしたわけではないのでパッと見の印象)
- 「ほぼ○○」という書き方をしたときは、○○がほとんどでそれ以外が数本みたいなイメージです。
- 自分の知ってる範囲でしか見て回ってないので網羅できてるわけじゃないです、実際この店舗は取り扱ってるとかはむしろ教えてほしい。
とらのあな 秋葉原店A (@tora_akiba_a)
- 5F 成人向け
- 4F ほぼ東方
とらのあな 秋葉原店B (@tora_akiba_b)
3F 東方・オリジナル(試遊台:東方深秘録)
とらのあな 秋葉原店C (@tora_akiba_c)
成人向け・東方
メロンブックス秋葉原1号店
成人向け・東方・オリジナル
メロンブックス秋葉原2号店
階段降りて右手フロア 成人向け
COMIC ZIN 秋葉原店
3F 東方・オリジナル(※3Fは18歳未満立ち入り禁止)
あきばお~こく3号店(あきばお~零3F)
東方・オリジナル
あきばお~こく4号店(あきばお~2号店B1F)
東方
AKIBA-HOBBY秋葉原店 (@AKIBA_HOBBY1) 店舗移転しました
東方・オリジナル
こみっく軸中心派 秋葉原別館 (@kimidore_akiba)
ほぼ東方
おしらせ欄
- コミックマーケット91のジャンル「同人ソフト(213)」「東方(234)」は 1日目(12月29日木曜日) になります。同人ソフトは西1ホール、東方は東456ホールに固まっているようです。(ウェブカタログ)
- えーでるわいす なるさんによるC91 同人ゲームまとめ動画企画の募集が始まっています。 デッドラインは23日正午だそうですが、早ければ早いほど良いそうです。
- 11月9日にトルクル(TorqueL)のWii U版が配信開始となりました、よろしくお願いします。大体週1ペースで攻略動画の公開も進めています。
- コミケ前後に各店舗で棚や陳列が大幅に変更されることが多いです。同人ソフト(同人ゲーム)は委託されないサークルさんの作品も多く、委託しても各種同人誌に比べるとなかなか陳列が目立たないところになったりオンラインだけでの取扱になったりすることがあります。同人ゲームを探すには直接コミケ会場にで探してみることをオススメします。
振り返り
なんとなく1年ぐらい続けてみたので以下にリンクを箇条書き。
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(10月12日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(11月4日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(12月18日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(1月27日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(2月10日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(3月25日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(4月23日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(6月1日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(7月27日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(9月14日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(10月2日調査分) - 戸袋に手を引き込まれないように
- 秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(12月18日調査分)※この記事
定量的評価ではないので有効性は微妙かなと思いつつとりあえずやってみたのですが、実際この間にジャンルの構成が変わったり取扱がなくなる店舗さんがちょくちょくありまして、これはこれで有用な資料になったかなと思います。
来年やるかどうかは決めてません(やめるかどうかも決めてません)。
チェックする店舗さんも始めた頃より減ってしまいましたし、他の買い物をしながら1時間半もあればチェックできる感じなので、やってみたい方は是非レッツチャレンジ!ということで。
それではみなさま良いお年を。
コミケに参加される方はご武運を。
シシララ安藤さんとの対談記事第4回、Indie Stream Fes 2016のLT内容の件の補足
先日、ジーパラドットコムでのシシララ安藤さんとの対談記事第4回が公開されました。
「FullPowerSideAttack.com」柳原隆幸”後身のために階段を作りたい”シシララ安藤武博のインディーズを見ずに死ねるか!#42
この記事内で
★柳原氏: ただ、11月にはWiiU版『TorqueL』を出したいなと思っていて、そのためには任天堂さんのQAなどを通す必要があって、だいたいマスターアップから1ヶ月程度はかかるだろうと計算しています。そのためにはCERO審査をいつまでに通す必要があって・・・という風に発売したいタイミングから考えるとどうなるかな、という。 このまま状況に変化がなければ、9月に開催されるIndie Stream Fes 2016で、CEROレーティング取得のためのクラウドファウンディングを立ち上げる考えがあることをライトニングトークで発表するつもりです。
とあります。
さて、これについてIndie Stream Fes 2016(ISF2016)に参加された方はお気づきかと思いますが、ライトニングトークでの発表内容はこの対談で語っているものとは違っていたと思います。それは本対談からISF2016までの間に状況が変化したためです。(対談した時期は大体TGS2016一週間前ぐらいです)
という注釈入れてなかったのでこちらで補足しておきます。
補足は以上です。
第1回~第3回までの対談記事もよろしくお願い致します。
Desktop App Converterで自作ゲームをUWP化したときのメモ
本記事はQiita投稿記事「Desktop App Converterで自作ゲームをUWP化したときのメモ - Qiita」を転記したものです。投稿日はQiitaでの初投稿日に合わせています。
※Desktop App Converterの基本情報はDesktop App Converter(マイクロソフトのドキュメント)などをお読みください。
自作ゲームのトルクル(TorqueL)のWindows版をDesktop App ConverterでUWPに変換して、Windowsストアで配信できるように作業した際のメモです。
注意
DACで変換したアプリのWindowsストアへの配信については現在個別に権限・許可が必要です。 Windowsストアへの配信を考える方は全文を一通り読んでから手を付けることをお勧めします。
また、このメモではDAC正式公開当初ドキュメントがろくに揃ってなかったので過去のドキュメントを漁ったりして無理やり進めました。 気がついたら最近更新されたみたいなので、そちらも参照してください。 Desktop App Converter (ズラッと並んでるソフトの更新履歴の下の方に色々書いてあります)
Desktop App Conveterのインストール
Windows Store(Windowsストアアプリ版): https://aka.ms/converter
ZIP版(PowerShell版?): https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=53896 (後述する作業用ベースイメージも同URLから落とせます)
このメモではWindowsストアアプリ版をインストールして作業を進めています。 また、一部でDesktop App ConverterをDACと略して記述しています。
Windows 10 SDK (Windows Kits) のインストール
Desktop App Conveterの実行に必要なのでWindows 10 SDKをインストールします。
ダウンロード場所: https://developer.microsoft.com/en-us/windows/downloads/windows-10-sdk
ベースイメージのダウンロード
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=53896 にあるイメージのうち、 Desktop App Converterを実行するマシンと同じビルド番号のベースイメージ(wim)をダウンロードし、適当なフォルダに置きます。(DesktopAppConverter作業用のディレクトリを作って放り込んでおくと楽だと思います)
DAC用インストーラの作成
Desktop App Conveterは、ベースイメージ上の仮想Windowsでインストーラを実行し、その実行内容をトレースすることでUWP化を行います。 そのため、インストーラがサイレントインストール可能であることが必要になります。
インストーラがコマンドライン引数でサイレントインストール可能な場合はDesktop App Conveter側でその引数を指定します。 今回は利用している簡単インストーラがコマンドライン引数ではサイレントインストール不可のようだったので、サイレントインストール用のインストーラを作成します。
行った作業は以下のとおりです。
- サイレントインストール用のオプションを有効にする
- OS判別を行わないようにオプションを変更(変換時にそこで止まる)
- 不要なファイル・インストール内容の除去
- 実行ファイルへのショートカット作成はそのままにする(ショートカットを作らないとDACが実行ファイルを認識してくれない)
※元となるインストーラ・インストール内容は数年前に作った物理パッケージ用のものだったので、内容を一部差し替えたりもしています。
そのほかにもDesktop App ConverterによるUWP化にはいくつか制限があります、制限については Behind the scenes of the Desktop to UWP Bridge をご確認ください
DACによる変換
Desktop App Conveterで以下のコマンドを実行します。
Desktop App Conveterを「管理者として実行」し、以下のコマンドを実行します。(以下、DACは常に管理者として実行します)
DesktopAppConverter.exe -Setup -BaseImage [BaseImageFile] -Verbose
セットアップが途中で終わり、OS再起動を求められることがあります。 この場合は再起動後再度セットアップを実行すると完了します。(コンテナ機能のON/OFFに再起動が必要らしい)
なお、ベースイメージのセットアップは以下のインストーラー実行前に毎回行うのが良さそうです。
DesktopAppConverter.exe -Installer [InstallerEXE] -Destination [DestinationDir] -PackageName [PackageName] -Publisher "CN=[PublisherName]" -Version [VersionNumber] -MakeAppx -Verbose
※自動的に証明書の作成と署名を行う -Sign
というオプションがありますが、後の作業を考えると手動で証明書の作成と署名を行うようにしたほうが良さそうです。
問題なく実行できれば、[DesktinationDir]の[PackageName]のディレクトリにパッケージングされたのappx(UWP)ファイルとパッケージング前のファイルとなるPackagesFiles、そしてログが出力されます。
このappxは署名されていないため、この状態ではインストールできません。
appxへの署名・ローカルでのインストール
Windows 10 SDK (Windows Kits)に含まれるMakeCert,Pvk2Pfx,SignToolを使用します。インストール先のbinにパスを通しておくと楽だと思います。
参考: Sign your converted desktop app | MSDN
MakeCert.exe -r -h 0 -n "CN=[PublisherName]" -eku 1.3.6.1.5.5.7.3.3 -pe -sv [my.pvk] [my.cer]
パスワードは None
を選択します。
pvk2pfx.exe -pvk [my.pvk] -spc [my.cer] -pfx [my.pfx]
signtool.exe sign -f [my.pfx] -fd SHA256 -v [AppXFile]
インストールしたいマシンで以下の作業を行います。
- 「設定」の「開発者向け」を「開発者モード」または「サイドロードアプリ」に切り替える。
- 署名したAppXのプロパティから「デジタル署名」タブで署名を選択し、「詳細」、「証明書の表示」「証明書のインストール」で保存場所を「ローカルコンピューター」、証明書をすべて次のストアに配置するで [信頼されたルート証明機関] > [証明書] ノードまたは[信頼されたユーザー] > [証明書] ノードのどちらかに配置
これで署名したAppX(UWP)がローカルでインストール可能となります。
※当然元になった証明書などをインストールしても同様のことが可能だと思いますが、運用上はこれが一番確実と思います。
Windowsストアでの配信に向けての作業
DACによって書き出されたPackageFilesを再利用することでWindowsストアで配信できる形にしていきます。 ストアに出すためには、Windowsデベロッパーセンターでの開発者登録手続きが完了していることが前提になります。
基本的な作業は
- (PackageFiles内の)AppManifest.xml を適切な内容に修正する
- AppManifest.xml にかけた修正に合わせて必要なファイルを用意する
- PackagesFiles から手動でappxを作成・署名する
になります。
AppManifest.xml内の一部内容は(表示されるアプリ名)などはローカライズが可能なのですが、少しややこしいのと必要ないという方もいるかもしれませんので、後回しにしています。
AppManifest.xmlの修正
以下の項目とオプションをWindowsデベロッパーのダッシュボードのアプリIDの値に合わせて修正します。
- identityタグのNameとPublisher
- Propertyタグの子のPublisherDisplayName
Propertyタグ内のDisplayNameタグは予約しているアプリ名を使用します(ローカライズするならのローカライズ後のアプリ名も同様に予約しておく)
identityタグのVersionはドット区切りの4つの番号で表記であればどう使うかは基本自由なようです。(アップデートを配信・インストールするのであればバージョン番号が上がっている必要はある) ただし、Windowsストアに提出するものに関しては4つ目の数字(リビジョン番号)が0である必要があるようです。
アプリのアイコンは
のいずれかで対応します。
(※DACが出力するAppManifest.xmlで指定されるアイコンは44x44,50x50,150x150の3種類なのですが、理想はもっといろんなサイズのアイコンがあったほうがいいらしいです。今回は面倒くさく感じたので増やす作業はやりませんでした: タイルとアイコン アセット)
手動appxパッケージング
MakeAppx pack /d PackageFiles /p [OutputAppxPackageFileName]
署名
ローカル用に行ったのと同じ作業ですが、証明書作成時のCNがAppManifest.xmlで編集したパブリッシャーのCN(=ダッシュボードのCN)と一致していないとエラーが出て署名できません。
そのため、大抵の場合は証明書を改めて生成する必要が出てきます。ほぼ同じ作業ですが、以下にコマンドを記載しておきます。
MakeCert.exe -r -h 0 -n "CN=[PublisherName]" -eku 1.3.6.1.5.5.7.3.3 -pe -sv [my.pvk] [my.cer]
パスワードは None
を選択します。
pvk2pfx.exe -pvk [my.pvk] -spc [my.cer] -pfx [my.pfx]
signtool.exe sign -f [my.pfx] -fd SHA256 -v [AppXFile]
ローカルでテストしたいときの手順も同様です。
MSからのコンタクト
と、作業していると、以前登録しておいたDesktop Bridge Sign Up FormからWindows App Consultチームからコンタクトがありました。いくつか条件はありますが、直接質問できるようになりました。
ストアのローカライズ(?)
AppManifest.xmlのResourcesタグ以下で該当言語を記載しておくとダッシュボード上で言語による表示切り替え(ローカライズ)ができるそうです。
<Resources> <Resource Language="ja-jp" /> <Resource Language="en-us" /> </Resources>
確かにパッケージをアップロードが完了後、登録情報の言語にパッケージで指定した言語が自動的に登録されます この時、先に登録情報を記述していた言語でも別言語として追加されるようです。
ただ、自動的に追加される言語設定だとアプリ名が変更できない状態(AppManifest.xml内で記述が必要?)で都合が悪かったので、 今回はリソースを追加せずにストアで日本語設定をしました。
なお、アプリ内のローカライズはまた別の話のようです。(今回は必要ないので特に作業していません)
パッケージのアップロード
ダッシュボードのアプリ申請からパッケージファイルをアップロードしたとき、以下のエラーではじかれることがあります。
パッケージ受領の検証エラー: パッケージ [パッケージファイル名] の appx マニフェスト ファイルで次の名前空間を指定するアクセス許可がありません: http://schemas.microsoft.com/appx/manifest/foundation/windows10/restrictedcapabilities
パッケージ受領の検証エラー: Your developer account doesn’t have permission to submit apps converted with the Desktop App Converter at this time.
これはパッケージそのものの問題ではなく、開発者アカウントの権限の問題のようです。 なんでも、DACでパッケージングするアプリは権限が非常に強い(Capability runFullTrust)ため、現時点では許可制になっており、アプリの概要などを伝えて権限つけてもらう必要があるようです。(概要とはいっても、先方へのメリットを示す売り上げやユーザー数などの話もあったほうがいいみたいです。)
今回は先に書いたDesktop Bridge Sign Up Formからのコンタクトがあったので、Windows App Consultチームに相談しました。(なんでも通るわけではないそうです。)
ログインするたびにベースイメージのセットアップが走るトラブル
Desktop App Converterで今回の一連の作業を行ったPCについて、サインインするたびにPowershellが立ち上がりベースイメージのセットアップが行われるようになりました。 どうやら、ベースイメージの初期セットアップ(再起動を要求するところ)で設定される "SetupDesktopAppConverter" というタスクが何らかの事情で実行後に削除されなかったようです。
タスクスケジューラーから該当のタスクを削除してからベースイメージのセットアップをやり直してみたところ、タスクを一度実行したあとにタスクは削除されていました。
発生条件は不明ですが、こういうこともあるようです。
参考(再掲含む)
- Desktop App Converter
- Behind the scenes of the Desktop to UWP Bridge
- 変換済みのデスクトップ アプリに署名する | MSDN
- Windows デスクトップ アプリケーションから変換したユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリを展開してデバッグする
- アプリ パッケージ マニフェスト - Windows app development
- Windows 8.1 ストア アプリ: アプリについてユーザーに説明する情報のローカライズ
- Manually convert a Windows desktop application to a Universal Windows Platform (UWP) app
- App packager (MakeAppx.exe) (Windows).aspx#create_package_using_dir)
- Desktop Bridge Sign Up Form - Windows app development
秋葉原同人ゲーム的同人ショップ同人ソフトマップ(10月2日調査分)
9月30日付で三月兎さんでの同人作品の取り扱い終了告知がありましたが、とりあえずまだ店頭にはあったのでそのまま載せています。
同人ゲームってどこの同人ショップ行っても売ってるってわけでもないし、売ってるとしてもどの同人ショップでどのジャンルが売ってるのかよくわからんというのをよく見る気がするので、 自分がよく見て回ってる範囲で同人ゲームの取り扱いのある店舗を書き起こしてみました。
地図作ろうとするといろいろ大変なのでとりあえずテキストベース。
ジャンルとしては以下の3つの分類で調べてます
- 東方 - 東方原作ゲーム、および東方二次創作、年齢制限無しのもの
- オリジナル - ベースになる別作品がないゲーム、および正式に許諾のある二次創作・続編・スピンオフゲーム、年齢制限無しのもの
- 成人向け - オリジナル成人向けゲーム、二次創作成人向けゲーム
これだとおおざっぱすぎるとか、この分類だとあれが入ってないやんとかいろいろあると思いますが(以下略
書き方
- 店舗ごとにどのジャンルが販売されているか書いていきます。
- 複数階・複数フロアある店舗についてはフロア名まで書きます。
- 他特記事項がある場合は※で書いていきます。
- 複数ジャンルを列挙するときは割合の多い順から書いていきます(ただし数を数えたりしたわけではないのでパッと見の印象)
- 「ほぼ○○」という書き方をしたときは、○○がほとんどでそれ以外が数本みたいなイメージです。
- 自分の知ってる範囲でしか見て回ってないので網羅できてるわけじゃないです、実際この店舗は取り扱ってるとかはむしろ教えてほしい。
三月兎 1号店
オリジナル・東方
三月兎 3号店裏 (@akiba_usagi3get)
オリジナル(お店への行き方はこちら)
とらのあな 秋葉原店A (@tora_akiba_a)
- 5F 成人向け
- 4F ほぼ東方
とらのあな 秋葉原店B (@tora_akiba_b)
3F 東方・オリジナル(試遊台:ヴァルシュトレイの狂飇(きょうひょう))
とらのあな 秋葉原店C (@tora_akiba_c)
東方
メロンブックス秋葉原1号店
成人向け・東方・オリジナル
メロンブックス秋葉原2号店
階段降りて右手フロア 成人向け
COMIC ZIN 秋葉原店
3F 東方・オリジナル(※3Fは18歳未満立ち入り禁止)
あきばお~こく3号店(あきばお~零3F)
東方・オリジナル
あきばお~こく4号店(あきばお~2号店B1F)
ほぼ東方
AKIBA-HOBBY秋葉原店 (@AKIBA_HOBBY1)
東方・オリジナル
こみっく軸中心派 秋葉原別館 (@kimidore_akiba)
ほぼ東方
終わりに雑な所感
- また東方の割合が増えたっていうかオリジナルが減りましたね。
- いやー、きついっす。
宣伝(?)
2016年11月13日 デジゲー博2016に参加予定です。(ブース番号E-08a)